手を付けないと決めていたお金にまで手を付けて臨んだ2016年4月5日。
目論み通りのトレードができ久々にスカっと勝ち77万勝ち!
280万円入金分も含めて株口座残高は442万円。
禁断の入金と引き換えに課した鉄のルールを味方にして快進撃は始まった。
前回のお話はこちらです
第64話 暴走モード突入
2月の爆死を経ての3月のさらなる大爆死。 もがきながらのモチベーションアップ活動に勤しむ日々を送り、いよいよ2016年4月相場に突入した。 前回のお話はこちらです 銀行突撃という名の暴走 ...
鉄のルールとテーマ株相場
4月6日以降、新興の地合いは急回復していくことになる。
俺のトレードも2月3月の絶不調と絶望が嘘のように、かつてない抜群の安定感と12月のような爆発力を見せ始める。
安定感の要因は鉄のルールを守れたこと。
2013年に億に行った時も昨年末40万を2000万にした時も安定感というものは全くなかった気がする。
かつて身に付けたことがない安定感が突然生まれた。
ブッコミ癖、全力癖、そしてそれらが原因となった利確欲張りに損切りミス。
いつも敗因は明らかだった。
ルールを作っても調子に乗るとすぐに破ってきた。
しかし今回は今までのようなただのトレードルールとは重さが違った。
昼休みに銀行に出向いてまで禁断の追加入金をしたことはさすがに俺にとって重かった。
その際に交換条件のような形で自らに課したルールは重かった。
ルールの内容はロットの制約。
入金をして残高90万が370万になり信用余力が300万から1200万になっても1トレード300万円ロットまで。
これを守る、ただそれだけのことで恐ろしいほどに安定した。
それを実感できたことで、資金が増えていってもロット管理に重点を置くことができた。
余力が増えるにつれて300万円ではなく額は増えていったが、全体の余力の3分の1以下のロットを守り、「キャッシュポジション」というポジションを含めた分散を徹底し1銘柄全力状態を作らない習慣ができた。
クソ株THDGSで一気に増やした面のある12月よりも遥かに良い状態だ。
そんなタイミングで収支に大きく貢献してくれたのはまたもやテーマ株だ。
4月の中旬に差し掛かるあたりから、「越境EC」と「医療ビッグデータ」という2つの新テーマが発生した。
特に越境ECは後に息の長いテーマになっていくが、ツイッターの情報のおかげで完全な初動を掴むことができた。
このテーマの先駆け的な存在となったジェネレーションPという銘柄のまさに初動に乗ることができ、その他同越境ECテーマの2番手3番手になり得ると思ったものも同時に分散で買って持ち越したのが4月8日の金曜日のこと。
土日のツイッターで越境ECが翌週さらに盛り上がると確信した俺はさらに勝負に出る・・・。
越境EC銘柄をスイング固定と決め込み、デイトレの余力を作るために再度銀行に赴き250万円の追加入金を敢行。。
手を付けないお金のはずが1回解禁してしまったことで歯止めが利かなくなってしまった・・・。
しかし結果としてこれもうまくいく・・!
越境ECは俺の読み通り翌週本格的にテーマ化しスイングした銘柄で爆益となった。
入金してできた余力や越境EC銘柄を欲張らず早めに少しずつ利確していってできた余力で次は医療ビッグデータのテーマ株に乗る。
メディカルDVという主役で大きく取ることができた。
その後もテーマ株の動きや地合いの良さ、そして鉄のルールの力でイナゴなどのデイトレを中心に好調は続く。
4月5日の77万勝ちをスタートに3連勝し、1日だけ4万負けの日を挟んでその後4月25日にかけて過去最長の11連勝を飾った。
安定した状態でアゲアゲ地合いやテーマ株相場が来れば自然と大勝ちに繋がる。
一発狙いをする必要もない。
おとなしくしながらチャンスを待ち続ける必要もない。
鉄のルールを守り続けるだけでいいのだ!
口座残高の推移を簡単に記すと、4月4日残高85万⇒5日77万勝ち&入金280万で残高442万⇒8日金曜日733万⇒11日月曜に250万の追加入金&11連勝で25日月曜日には3953万になった。
その間の成績は14勝1敗でその1敗も4万負け、でトータル3338万勝ち。
こんなに安定して勝ち続けられたことは過去に一度もない。
安定感こそが正義だったのだ・・!
負けないように、少なくとも大負けを食らわないようにを最優先で考える。
少額勝ちでもいいからローリスク高勝率の勝負を積み重ねる。
そのために1トレードごとのロットを抑え、チャンスにすぐに乗れるように信用余力をキープする。
1銘柄全力勝負など必要ない。
一気に大きく勝つ必要などないのだから。
実際、11連勝となった4月25日の2日前の9連勝目までは大勝ちで1日でドカンと増やす日はなく、多めの日でも300万円前後の勝ちに留まっていた。
大勝ちをもたらし得る1銘柄全力勝負が生むのは不安定感だけ。
もっと言えば安定感の崩壊を生む。
安定感を揺るがす存在の「大勝ち」などいらない。
安定感だけが正義!
こんなにも安定したことは初めてだが、過去にも似たような絶好調は何度かあった。
その絶好調が終わる時の前兆は多くの場合大勝ちだった。
過去億に行った時もそうだが、なぜか最後は花火のクライマックスのようにババババンっと一気に増えて、そこで天井を打ち花火が終了する。
急騰株が天井を打つのとまるで同じだ。
俺の収支の歴史はテーマ株や仕手株の値動きととても似ている。
10連勝目が710万勝ち、11連勝目が486万勝ちと爆発したことが歴史の繰り返しを暗示していた。