株で4回も億をつかんだものの、4回とも破産に追い込まれた男の記録です。

4回億
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小説本編 第81話~90話

第83話 新たな闘いの日々

投稿日:

ついに銘柄Aとの決別。

薄板ぶっこみスーパーハイリスク状態からの解放!

余力も激増!

いわば新章突入だ・・!

 

前回のお話はこちらです

第82話 決着の時

長い間書き綴ってきた銘柄Aとの闘い。 ついに完全決着の時を迎える。   前回のお話はこちらです ブン投げ大作戦決行 待っていた上方修正の内容と、IR担当者さんとの電話。 これで完全に銘柄Aと ...

IPOという名の落とし穴

7月後半のトレードは順調だった。

銘柄Aを大きく持ち余力が少ないながらもやはりテーマ株にうまく乗れた。

7月中旬はポケモンGO相場、7月後半はカジノ関連相場と電線地中化相場。

テーマ株にしっかり乗れたことで地合いが悪い中でも乗り切ることができた。

 

しかし銘柄Aを15000株売った7月最終日は、膨大に増えた余力で銘柄Aの損失分を埋めようと後場張り切ったのが裏目に出て銘柄Aでの損失も含めて880万負けを喫してしまった。

 

8月は株口座残高1553万スタートとなった。

 

8月前半は天皇陛下の生前退位のニュースが相場でも話題になった。

元号が変わる時に特需の恩恵を受けそうな銘柄、つまり改元関連がテーマとなり、乗ることができた。

 

8月後半はこれといったテーマに乗ることはできなかったが4月のような安定感が復活し、右肩上がりで勝っていくことができた。

8月は806万勝ちとなり2359万円の株口座残高で9月を迎えることができた。

 

 

落とし穴が待っていたのはこの9月だ。

上場2日目となるIPO銘柄デファクトSという銘柄に乗ると一直線に4営業日下げ続け、株価約30%の下落をもろに食らってしまう。

さらにほぼ同時期に買った上場1か月のこれまたIPO銘柄、Rバースという銘柄に自信持ってエントリーしたがジワジワ下がる。。

 

デファクトSを大損で損切りした後にその余力もRバースに突っ込む・・これは化けるIPOだ。。

中古品販売という地味な業種のデファクトSと違い、Rバースは「テクノロジーによって東京に油田を見つけた」というなんだか夢のありそうなオンリーワン企業だ・・!

しかしさらにジワジワ下げ続ける。

9月中旬にかけて日経平均もマザーズ指数も急激に下がってきたところでついにブン投げ。

 

テーマ株で資産を増やし、それ以外で負ける。

そしてIPO銘柄で爆損する。

ここ数年の俺の鉄板王道パターンだ。

デジタル教科書関連の銘柄B、テーマ株のIPO銘柄では大勝利になったのだが。。

 

 

ちなみにブン投げ損切りした時の株価は1100円台前半だった。

 

すると翌々日から急にツイッターで煽られまくり始め、2週間後には7営業日後には2200円まで株価倍増。

その半月後には3100円にまで上昇した。

 

順張り脳という体質な上に一度惚れ込んでいた銘柄だけに乗り直すことができ、資産はRバースのおかげで多少回復できたが、ぶっこんでいた時の3割程度のロットでしか乗ることができなかった。

 

このあたりからトレードが全く噛み合わなくなっていく。

 

10月も11月もこれといったテーマに乗ることができずに伸び悩み続ける。

株口座残高は1000万円台前半と1000万円台後半を行ったり来たりが続く。

良くも悪くも安定だ。。

 

 

しかし12月に入ると突然のブレイクが訪れる!

2か月に渡る停滞の日々、残高1000万円台の睨み合いの攻防から一気に動きが起こるのだ。

 

きっかけはまたもやIPOだ。

11月29日に上場したエルTという銘柄があった。

「リスク検知に特化したビッグデータ解析によるソリューションの提供」という事業内容で、Rバース同様独自性を感じる。オンリーワン企業とも言えそうだ。

そして「ビッグデータ」というキーワードは息の長い人気テーマでもある。

 

エルTは上場初日は人気が集中しすぎて値がつかず、翌日の11月30日に初値がついてそのままストップ高で引けた。

ちなみに上場初日に初値がつかない銘柄は翌日は即金規制という規制がかかり、俺のように毎日現物株をフルポジで持ち越しているようなトレーダーは初値が付く日に参戦できない。。

 

俺も遅ればせながらの参戦を狙っていた翌12月1日、エルTは前日ストップ高張り付きの勢いのまま大幅GUで始まった。

12月というのは例年IPO銘柄が相場を引っ張って新興市場がお祭りのように盛り上がる傾向にあった。

11月末に一足先に上場したエルTが口火を切るかのようなロケットスタートを演じていた。

 

その勢いに身を任せるかのごとくエルTに参戦した俺はまたもやIPO銘柄での大ヤケドを経験することになる。

本当に懲りない男だ。

俺というトレーダーは何度同じ過ちを繰り返せば気が済むのだろうか。

 

ちょうど1000万円台の攻防の瀬戸際に追い込まれていた俺は、この大負けでついに節目の口座残高1000万円を割り込み800万円になってしまった。

 

そしてこれが明確な節目下抜けの強烈なブレイクとなったことを証明したのは翌日のことだ。

2016年12月2日、株トレード歴11年目の俺は過去最大のマイナス率となる1日を迎える。

 

リーマンショックの頃にフルレバ空売り状態からの一発リバで減らした日をも上回る損失率。

フルレバ持越し状態で大震災が起きた翌営業日の大損失をも上回る損失率。

初の1億達成の翌日にアベノミクス相場の終焉かのような大暴落相場で4000万円負けた日をも上回る損失率。

 

 

俺を茫然自失の完全絶望状態に追い込んだ魔の1日が始まる・・

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プレナス投資顧問

兄側のノンフィクション小説も連載中です
株で億り人になった弟を持つ男
兄がデイトレで勝てない人のために手法やメンタルについて書いています。
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