2017年6月2日。
株口座残高は2000万オーバー復活の2317万。
メンタルも自信も完全復活。
それに伴いトレードの調子も復活どころか最高潮だ。
4度目の億り人達成に向けて大幅前進となる6月相場のスタートだ。
前回のお話はこちらです
第91話 新たな武器と修行の力
2017年4月27日。 口座残高2000万円の壁を突破するも半月で1000万円割れに逆戻り。 全体相場の地合いはとても良い。 ここから挽回だ! と意気込むも低迷はしばらく続いていく。 前 ...
新たな武器が炸裂!
「一番の好調時は資金が大きくなってもデイトレとスイング両方うまくやれている時」
この言葉を実現していく。
6月2日金曜日と5日月曜日の2日間で70万負けとなるが、その翌日から3連勝で1350万円の大爆益を収めた。
6日374万勝ち、7日660万勝ち、8日309万勝ちという夢のような3日間となった。
爆勝ちの一番の要因は直近精度が上がってきていた新しい武器だ。
例の投資顧問が、日足チャートも良く、業績も良く、直近資金が入りつつあるセクターの小型銘柄の推奨があった。
推奨時の書かれ方も俺の検証結果において熱いパターンだ。
その銘柄はMマエという半導体製造装置向け部品の加工会社だった。
地合いも良く、高いところで数日揉み合った後にピョコっと上抜けたところで「これは伸びる」と強気になった。
数日前の6月1日に年初来高値を上抜けたがその後抑えられ壁を作られ、高値近辺で揉み合っていた。
揉み合いの動きの中買ったり売ったりしながらずっと注視し続けた。
騙されて高いところを買ったり安いところを投げさせられたりもしていた。
その中で6月5日の後場、ずっと値を抑え続けていた大きな売り板の壁を強く突破する瞬間をしっかりと見た。
これは合図と確信して大きく買い増した。
この日は久々の100万以上負けとなっていたのでちょっとヤケクソ気味な気分にもなっていたかもしれない。
しかしこのヤケクソ行動が功を奏した。
そのまま持ち越すと、翌朝の早朝の経済番組で注目銘柄として取り上げられたのだ。
朝から超大幅GUの大勝利だ。前日終値から約16%も高い株価から始まる。
ラッキーなのか、昨日の「発射合図だ!」という確信が当たったのか、五分五分だ。
ラッキーと取るなら朝の大幅GUの寄りで売ってしまうべきだ。
もちろん俺は自身の確信を優先する。
寄った後は上下に乱高下するが、引けは朝の寄り値よりも若干安い株価で終わった。
余裕のある俺は動じない。
全株継続!持越しだ。
翌7日。
前日の寄り値を少し上回るGUスタートで始まると、今度はグングンと株価を上げ続ける展開。
大陽線日足となり、約10%の上昇となった。
他トレードも好調で、660万勝ちの大勝利で株口座残高は3281万!
ついに3000万円の大台に復帰した。
いつ以来だろうか・・・ここまで戻ってくるのに1年近くかってしまった。
しみじみしてしまう。
翌8日もMマエはGUスタート。
前日の高値よりも高く始まる窓開けGUだ。
俺は大量に持っていたこの株を寄った直後から売り上がる。
もう充分な利益だ。
こんな上がったところで大量株数ホールドし続けるのはここで大量株数ジャンピングキャッチするのと実質的には同じことなのだ。
過去の教訓をしっかり活かす。
1銘柄での利益を欲張りすぎない。
欲張りすぎることで最終的にはその銘柄にこだわってしまい、下げ始めた後に逃げるのが遅れて致命傷を負う。
そんな大負けパターンを今まで何度繰り返してきたことか。
俺の大量の売り上がりにも動じずMマエは上がり続ける。
しっかりと全部売り抜けナイストレードは完了した。
この3日この1銘柄だけで1000万円近くは勝たせてもらえただろうか。
大満足だ。
気持ちやトレードは他銘柄に移行しながらもMマエのその後のチャートも気になる。
自分的には大満足だが客観的に見ても超ナイス売り抜けだったと思いたい。
・・・俺が売り終わった株価から10%以上もほぼ一直線に上がりストップ高張り付き。。
やはり株って難しい。
この銘柄を2週間近くずっと追ってきた中で初めてのストップ高。長く大量に持っていたのに全部売ったたった30分後に・・。
あと30分欲張れば。寝坊でもしておけば。。そんなタラレバも言いたくなる絶妙なバッド利確タイミングとなってしまった。
しかしここからまた追って狙い直すようなことはしない。
俺は成長した。
もっとローリスクハイリターンなチャンスはこの後いくらでも見つかるはずだ。
そう、「焦ってハイリスクな勝負に挑むことはしない」だ。
この後も気になりだけはしてMマエの行く末は見守ったが、結局この日ストップ高は剥がれて上昇幅を縮めて引けた。
そして翌日から下落トレンドに入っていった。
30分だけズレてしまったが利確タイミングとしてはほぼほぼ当たっていたということが証明された。
その30分が大きな利益の差を生んだのは永遠に覆しようのない事実だが・・・。
それでも自分の行動に対する自信は深まる。
欲張りすぎない。
それはすなわち上がっている途中に売り上がり始め、売り終わった後も上がっても構わないという心構えだ。
絶好調キープ。
この後も連勝は続き一直線に5000万円という次の大台まで急接近していく・・!