株で4回も億をつかんだものの、4回とも破産に追い込まれた男の記録です。

4回億
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小説本編 第11話~20話

第14話 株式相場からの退場

投稿日:

3年以上もの間夢見ていた専業株トレーダー生活。

しかし叶ってしまった後は終わりまでが速かった。

そして、専業を辞めるにとどまらず株式市場から完全に足を洗うことを決めたのだった。

退場です。

 

前回のお話はこちらです

第13話 26歳にして人生燃え尽きる

専業トレーダーになっていきなりのスタートダッシュに成功した。 しかしこれはただのラッキートレードだった。 ビギナーズラックと言っていいだろう。   前回のお話はこちらです 専業トレーダーとし ...

株から足を洗い再就職へ

1つのミスから無抵抗に負け続けて終わったわけではない。

6月23日に300万円でスタートして7月6日に450万円まで行ったがジワジワ負け続けて2か月で200万を溶かした。

生活費などを出金しながらなので9月初旬には口座残高は200万を切っていた。

燃え尽きによるモチベーションの低下もあったが、生活をしていけるのかという焦りもあった。

専業トレーダーのプレッシャーというものを初めて経験した。

 

8月途中からは兄のアドバイスに従いブログも書き始めた。

記録を残しておくことや文字に起こすことによって得られるものは多かった。

反省と対策のひらめきや気持ちの奮起に繋がった。

 

ブログを書き始めてからはメンタルも収支もマシになったが、その後は一切見せ場もなくジリジリとお金をすり減らしていった。

 

株のモチベーションの低下、生活の堕落、追い詰められた精神。

それに加えいよいよ金が底を尽きることになる。

 

2008年に1050万の年収だった分の住民税と健康保険は多額だった。

当然払わなければいけない額については追い詰められる前から知っていた。

気づけば、それを払ってしまえば株資金の元手が不充分と思える額になってしまった。

本来ならここで退場して再就職するか、もしくはトレードを続けながらでもバイトでも始めなければいけなかった。

 

しかし俺は最後の勝負に出るだけだった。

精神状態をイイワケにしたいところでもあるが、ただのダメ人間としか言いようがない。

最後の勝負に敗れ、払うべき税金も払えないままに株の資金も尽きたのだ。

 

モチベーションの低下や生活の堕落など、様々な要因はある。

ずっと目標にしてきた専業トレーダー。

納得行くまで全力を出し切ったとはいえないまま半年であっさり終えることになるとは。

人生は燃え尽きてしまっていたが、専業生活は客観的に見れば不完全燃焼だ。

しかし主観的に見ればやはり燃え尽きていた。未練はなかった。

 

今までは何度ゲームオーバーになってもコンテニューする資金がいくらでも湧いてきた。

今回はそうはいかない。本当のゲームオーバーだ。

俺に専業トレーダーは務まらなかったのだ。

 

そして何より、株トレードそのものに対して完全降伏だった。

600万円を溶かし続けた兼業時代に俺を支えた言葉、「専業になれば勝てる」。

この言葉を頼りに株を続けてきた。実際に希望に満ち溢れた状態で脱サラに踏み切った。

幻だった。思い上がりだった。

株の世界は想像を遥かに超える厳しい世界だったのだ。

3年半の時間と900万円近くのお金を費やしても敵わなかったのだ。

完全に株から足を洗うことを決めた。もう一生株に手を出すことはないだろう。

すがすがしい退場だった。未練も後悔も全くなかった。

 

それよりもこれからどう生きていくかの方が大事だった。

生きる希望を失ってしまったような状態だった。

精神状況的には動く気力もない状態だったが、経済状況が俺を動かしてくれた。

余計なことを考える暇はない、とにかくお金を稼げなければいけなかった。

住民税と健康保険は分納手続をしようと思っていたが、見かねた母が貸してくれた。

ひとり暮らしの家も引き払い、実家に住ませてもらうことになった。

 

とにかく稼げる仕事を探しまくった。

肉体労働でも深夜の仕事でもなんでもよかった。

株の退場を決めた2日後には2つの面接に行った。

1つは深夜のデータ入力の仕事で、もう1つはケーブルテレビの営業の仕事だった。

どちらも給料が良かったが、データ入力の方は落ちてしまった。

ケーブルテレビの営業の仕事は派遣という形態だったが、派遣元の社長から大歓迎される形で派遣先へ紹介され、そのまま採用となった。

5日後には初出勤となった。

12月23日、前の会社を辞めた日からちょうど半年後に再就職となった。

 

実家からは30分で通える会社だったが、久々の実家の生活は居心地が悪いというか、ばつが悪かったこともあり、母親に相談し年明けにはひとり暮らしを再開した。

家具や家電を捨てたばかりのため家具家電付の家を借りた。

敷金礼金無しで、荷物もなく引越し代もかからなかったが、税金関係のためのお金と合わせて母からの借金は100万円になった。

 

借金返済のために働くことが生きがいになった。

堕落した専業トレーダーの日々より遥かに幸せで充実していた。

1月から3月の間は営業の仕事が終わった後の夜の時間に家庭教師のバイトもやった。

とにかく金を稼ぐことに没頭した。

 

ケーブルテレビの営業の仕事はそんな俺にピッタリだった。

営業成績によるインセンティブがもらえる仕事だったからだ。いわゆる歩合制の営業だ。

充分な基本給ももらえた。3か月の間は25万円、それ以降は30万円の固定給があった。

それだけで満足のいく給料ではだったが、派遣元の社長の話では稼げるインセンティブの額は驚愕だった。

すぐ素直に信じられる話ではなかったが、がむしゃらに頑張る以外に選択の余地はなかった。

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株エヴァンジェリスト
新生ジャパン

兄側のノンフィクション小説も連載中です
株で億り人になった弟を持つ男
兄がデイトレで勝てない人のために手法やメンタルについて書いています。
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